「開発コンテスト24」に参加しました
クックパッド主催の「開発コンテスト24」というコンテストがあったので参加してみました。期間中は多くの参加者が常時Twitterでつぶやいていたこともあり開発合宿の在宅版(?)みたいな感じでけっこう盛り上がっていたように思います。自分が作ったものはこんなウェブサービスです。以下備忘録的に記録を残しておきます。
■時間配分重要
24時間びっしりコーディングできればそこそこの物ができそうな気がしますが、実際はこれだけやる必要があってコーディングにさける時間はけっこう少ないです。
(1) 企画
(2) 技術調査、事例調査
(3) コーディング&テスト
(4) デザイン
(5) デプロイ
(6) プレゼンテーション的なもの作成
(7) 睡眠、食事、その他
自分の場合、企画1.5h、調査3h、コーディング6h、デザイン2h、デプロイ2h、プレゼン0.5h、睡眠その他8h、予備1hという感じでした。デザインは最初からあきらめていたところもあって時間をかけていませんが、見た人にアピールするための見せ方づくり(プレゼン)にはもっと力を入れるべきでした。
■企画
・自分が本当に欲しいものであること
→たとえば札幌市街に住んでいると通勤電車はまったく苦にならないので改善する気にならなかったりとか
・モチベーションを上げるため自分にとって何か新しい技術要素を入れること
→herokuに初チャレンジ
・検証可能であること
→凝った携帯サイトは検証用端末が複数ないと怖い
・他の人とかぶらなそうなアイデアであること
また、テーマの「朝起きてから学校や会社に行くまでの時間をより便利にするためには」に沿っているだけでなく、クックパッド主催ということにも必然性を持たせたい。
・クックパッドはRailsで有名なのでRailsを使う
・クックパッドは料理サイト→料理をすればゴミが出る→ゴミを便利に!
→献立検討、材料購入、調理、飲食、食器洗、ゴミ廃棄という料理にまつわる一連のサイクルの一端をサポートできればクックパッドのメインユーザーにアピールするのではないか
そんなわけでゴミ収集日の通知サイトにしました。実はアイデア自体は前からあって、インチキbotで作ってみたこともあったのですが、今回はそれをちゃんとしたウェブサービスとしてゼロから実装しました。
■その他
・時間が余った/足りなかったときのために追加削除可能な機能のアイデアをいくつか用意しておくこと
→これは結果的に時間がなくてどれも実装しないことになりました。
携帯対応、Twitter対応、ゴミの日情報共有、同じゴミの日の人と「ゴミ友」になる等
■感想
herokuすげえ。gitとの組み合わせでデプロイが超速い。どのくらい速いかというと最初にrailsコマンド打ってプロジェクト作成するときより速いくらい。なんかの間違いかと思ったけど試しにURL叩くとちゃんと動いてる。
とはいえ1人でやる場合Railsでは無理があったかも。作り込む画面数が多くなりがちなので、Railsに超絶詳しくてデザインもできるような人ならともかく、マニュアル見ながらコーディングするレベルだとつらい。24時間で作る場合は素のSinatraでできる程度の規模が良いと思う。期限が3日とかだったり2人以上のチームならRailsでも戦える。それよりなによりiPhoneアプリはシンプルでも見栄えがいいなあ、もはやクライアントアプリの時代かも。