王道進行おもしれー
王道進行おもしれー。
あんまり面白かったんで、はてなダイアリーの「ウクレレ記法」と「メロディ再生記法」使ってみたよ。
t120l1v6 @3 o5 e d d r e d d r ; t120l1v6 @3 o5 c o4 b b o5 c c o4 b b o5 c ; t120l1v6 @3 o4 a g g a a g g a ; t120l1v6 @3 o4 f f e e f f e e ; t120l4v13 @3 o3 ffff gggg eeee aaaa ffff gggg eeee aaaa;
でだ。考えてみた。これってJPOPの構造がキャッチコピー化してるってことなのかなって。
サビの最初の2小節で言いたいこと全部言っちゃう。おいしいとこ全部出しちゃう。
残りの2小節はオマケみたいな。
コード進行入門的な本を見ると、G7ってやつは一番臭くてキモくて、とっととCに解決したくてムズムズするコードって書いてあるよね。
だからその手の本の最初のページあたりを開くと
t120l1v6 @3 o5 e e f e e e f e ; t120l1v6 @3 o5 c c d c c c d c ; t120l1v6 @3 o4 g a b g g a b g ; t120l1v6 @3 o4 e f g e e f g e ; t120l4v13 @3 o3 cccc ffff gggg cccc cccc ffff gggg cccc;
みたいにG7を起承転結の「転」に持ってきてる例が載ってる。
t120l1v6 @3 o5 e e d d e e d d ; t120l1v6 @3 o5 c c c o4 b o5 c c c o4 b ; t120l1v6 @3 o4 g a a g g a a g ; t120l1v6 @3 o4 e g f f e g f f ; t120l4v13 @3 o3 cccc aaaa dddd gggg cccc aaaa dddd gggg ;
とかだと起起承転で次の起が結を兼ねるみたいな。
そこへきて、王道進行は
t120l1v6 @3 o5 e d d r e d d r ; t120l1v6 @3 o5 c o4 b b o5 c c o4 b b o5 c ; t120l1v6 @3 o4 a g g a a g g a ; t120l1v6 @3 o4 f f e e f f e e ; t120l4v13 @3 o3 ffff gggg eeee aaaa ffff gggg eeee aaaa;
なわけだ。承転起起。
最初の2個でドラマチックなところが全部終わっちゃう。
しかも結にならずにモヤモヤっとした憂いがある。
歌ってみるとよくわかる。
ストッザッシーズンインザサァーン ほにゃらにゃらららほにゃーら♪
ニィッポンの未来は ほにゃららほにゃらら♪
みたいに前半は異常にキャッチー。まさにサビ命。一生耳に残るキャッチコピー。
それにくらべて後半の存在感の薄いこと。歌詞さえ覚えてない。
カラオケに行って、「あ、この曲知ってる」なんて入れてみたらサビの前半しか歌えなかったりして実にかっこ悪い。あれはほんとなんとかしてください。