Reactable風ソフトウェアPsychosynthを演奏してみた

Reactable(リアクタブル/リアクテーブル)という電子楽器があります。たぶんTENORI-ONとかテルミンとかKAOSSILATORとかBloomとか自動念仏機の仲間です。アナログシンセ的でもあるのでDS-10とかSX-150とか好きな人にも良いかもしれません。

構造としては、オシレーターとかLFOとかフィルターとかがブロック状のモジュールになっていて、近づけるとビヨーンとつながって、ひねるとパラメータがグリグリ増減します。何を言っているかまるで分かりませんね。動画を見た方が早いです。

ちょっと前にビョークがライブパフォーマンスで使って有名になったらしいです。しかし見るからに高価そうですね。また大きなガラスのテーブルが必要なあたり、アパートに置くにはあんまり向いてなさそうです。

でも大丈夫。Reactableをフリーソフトウェアで再現した人がいます。それがPsychosynthです。Linux OS上で動くらしいので早速入れてみました。

インストールは結構大変

手元にあるLinuxマシンはUbuntu 8.04.1が入ってます。ダウンロードページDebian用のパッケージがあるのでそのままインストールできるかと思ったらダメでした。libasound2がないよ、みたいなエラーが出て入りません。libasound2あるんだけどなー。

あきらめて、同じページにあるソースファイルからコンパイルします。

tar xvfz psychosynth-0.1.1.tar.gz
./configure
make →失敗

インストールガイドを見ると、いろいろライブラリを入れないといけないらしい。

書かれているapt-getコマンドを実行してもまだダメ。

さらにパッケージマネージャから以下のライブラリあたりを入れてみました。

libcegui-mk2-1
libcegui-mk2-dev
libceguiogre-dev
libceguiogre14
libois-dev
libois1
libboost-dev
libboost-serialization-dev
libboost-serialization1.34.1

あとは、./src/Makefileの以下の部分のコメントアウトを外したような気もするけど、いろいろ試行錯誤しすぎてよくおぼえてないです。

#am__append_1 = psynth3d

まあそんなこんなで(?)最終的にはmake/make installできました。
コマンドラインでpsynth3dと打つと実行します。

実際に演奏してみた動画をニコニコに上げてみました。