WebGLでかっちょいいシンセできたよー
ちょうど3年前に当時出始めのWeb Audio APIを使ってウェブブラウザで動くシンセを作りました。その後ブラウザのAPIもいろいろと進化したので、それに合わせてバージョンアップをしてみました。
http://aikelab.net/websynthv2/
https://github.com/aike/webaudiosynthv2
■新バージョンの特徴
・WebGL(three.js、ThreePiece.js)を使った3Dグラフィック
・Web Audio APIに追加されたオシレーターノードを使用してエイリアスノイズを排除
・Web Audio APIのオートメーション機能によるシンプルなGLIDEの実装
・Web MIDI APIでMIDIキーボードから演奏可能
・アスキーキーボードによる演奏
・デモ曲のロングバージョン
■実行環境
・最新版のChromeが推奨環境です
・Safariでも動きますが少し重いかもしれません
・FirefoxはWeb Audio APIのオートメーションが未実装のようでGLIDEが効きません
・ん、IE?なにそれ
■その他
DTMソフトウェアのGUIは、これまでのような擬似3Dのものから、3DCGソフトで描いたリアルなものが少しずつ増えてきたようです。いまは事前にレンダリングした画像を使っているようですが、いずれリアルタイムレンダリングの3D GUIを使うようになると予想しています。
そんなわけで、実験的にリアルタイムレンダリングの3DCGでGUIを実装してみました。まだいろいろもっさりしていて使いにくさはあるものの、簡単に拡大縮小できたり、マウスオーバー時のエフェクトなど2Dにはない面白さも感じられると思います。
three.jsによるHTML5 3Dグラフィックス〈上〉―ブラウザで実現するOpenGL(WebGL)の世界
- 作者: 遠藤理平
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- 発売日: 2013/09/01
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