職業プログラマーの能力を公正に評価するシンプルな方法

自分の場合、仕事でプログラムを書くこともけっこうありますが、これまでスーツ側の仕事をすることも多くて、まあなんというか、プログラマーの評価って難しいなって思うことが多いです。
 
特に業務システムなんかで顕著なんだけど、職人的なプログラマープログラマー同士の中では評価が高くてもビジネス視点のマネージャーやユーザーにはそれが伝わりにくかったりして。
 
それで、まあ会社のエラい人はプログラマーに対して「ビジネスの視点で考えろ」とか「利益を上げることを考えろ」みたいなことを言ったりするんだけど、それは立ち回り方や頭の使い方が全然違うから、十分な裁量が与えられていたり、あるいはもともとプログラミングとは別のセンスがある人じゃないとちょっと難しいと思う。ビジネス的にはプログラミングせずによそから買ってくる方が正解だったりってことも多いし。
 
職業プログラマーとして評価されるべきは、どれだけ問題解決をしたかだと思う。なるべく多くの問題解決をした人、なるべく早く問題解決をした人、なるべく難しい問題解決をした人が優秀な人として評価されるべきじゃないのかな。難しいのは、このときの「問題」が他人のビジネス上の問題だったりするのでプログラマー本人は自分の問題として実感しにくかったりするところなんだけど。
 
で、思いついたんだけど、問題解決の数を「ありがとう」と言われた数でかぞえてみてはどうだろうか。ありがとう・ドリブン・デベロップメント(ADD)。誰かにありがとうと言われそうな仕事を優先して、誰にも感謝されそうにない仕事の優先度を下げる。
 
それでありがとうと言われた数だけハートマークのシールをPCに貼るの。戦闘機に敵機を撃墜した数だけシールを貼るみたいに。営業サイドの人やユーザーの人に感謝されたら赤いハートマーク、プログラマー仲間に感謝されたら青いハートマーク。赤と青のどっちが偉いというわけではないけれど傍から見てこの人はどの辺で貢献している人なのか一目瞭然になるし、直接の上司からは見えていない貢献も可視化されるし、けっこう良いと思うんですがどうでしょう。
 
超優秀なベテランプログラマーのPCなんかは、ギャルのデコ携帯みたいになっちゃいますけどね。