REAKTORでシンセ作ってみた
Native Instruments社のREAKTORという音楽用プラグインがあります。同社のKOMPLETEに含まれているので所有している人はわりと多いのですが起動してみても何者なのかよくわからないので謎のソフトウェア扱いされたりするかわいそうなやつです。
REAKTORはモジュールをペタペタ貼り付けてグリグリつないでいくだけで簡単にシンセサイザーが作れちゃうっていうモジュラー式のサウンドデバイス開発環境です。もとから用意されているサウンドモジュールはものすごい数なので、がんばればこれだけで本格的なシンセやエフェクターが作れそうな雰囲気です。実際、Native Instruments社ではREAKTORで作られたソフトシンセを普通の商品として売ってたりします。
そんなわけで試しになにか作ってみます。
まずはオシレータモジュールを貼り付けていちばんシンプルなシンセ。
3つの波形を選んで音を鳴らすことができます。
せっかくなので2オシレーターに拡張します。
おんなじオシレータモジュールをもう一個用意してミキサーでミックスするだけです。
エンベロープジェネレータがないとやっぱりシンセっぽくないのでADSRモジュールを挿入します。
ADSRはイメージ的には最終段かと思ってましたがオシレータのインプットにつなぎます。
あとはポルタメントがあるとそれっぽくなるんですが、ポルタメント用のモジュールは用意されてないみたい。
とりあえず既存のマクロの中身を参考に作ったモジュールをオシレーターのピッチ入力につなぎます。
これでなんかそれっぽくなったような気がします。
デフォルトのままのGUIはこんな感じ。
スキンをかぶせればできあがり。
ね?簡単でしょ。
ん、VCF?なにそれ。
こんな感じの音が出ます。
REAKTOR5用のアンサンブルファイルはここからダウンロードできます。